June 16, 2024
シチリアのパレルモに来ています。
ノープランで来たから何を期待してたわけではないんだけど、物凄くカオスでこれまで見てきたイタリアとは完全に別物。
街並みも食べ物も「異国情緒」という感じ…… ストリートアートはトップレベルで本当に謎。
ミントとツナのトマトソース。たぶん鮪のカマを使ってて、肉っぽい。ミントも相まって、食べ慣れたイタリアンとは違う。
シチリア系ストリートフードはスペインや中東風っぽい感じはあるものの、そこまで美味しいと思えるものには出会えなかった。
その辺の公園にあったやばい木。
June 17, 2024
飲食店のメニューは90%シーフードという印象で、観光地とはいえ肉料理は少ない。イタリア6都市目にして、ようやくかなり違う世界にやってきた感。中東やアフリカ系の影響も大きいのか? 例えばこの海老のビスクパスタにはほんのりシナモンの風味が。
パレルモめっちゃ雑に来といてなんだけど、汚い、臭い、カオス。美しさとヴァイブスの悪さが同居してる変な場所です。
Aja Mola
Chef’s Guide に載ってた海鮮専門店 Aja Mola。欧州でなかなかまともな海鮮(ましてや生食)にありつけない日本人の舌からしても普通に美味しい。さすがシチリア。
生牡蠣は日本と遜色なく、その他は日本では馴染みのない味付けになっていて面白い。シロップ漬けレモンをのせた刺身が特に驚き。
穴子(?)とタラコのサフランソースのリングイネ、今まで食べたことのない食材の使い方で面白い!
魚のグリルも、ローストしたレタスにラズベリーのソースがかかっていたり、馴染みのない組み合わせで非常に美味しい。
変な街だけど来てよかった。
パレルモがどんだけ変な街かというと、2軒連続でめちゃまずいスプレムータが出てきて私のスプレムータ注文癖を完全に止めた。
June 18, 2024
Teatro Massimo
地味に欧州最大級のオペラハウスらしい Teatro Massimo。今月はガーシュインの Lady, Be Good! というミュージカル(!)をやっていた。知らなかったけど、Fascinating Rhythm などいくつかの有名曲が入ってる作品。よりによってシチリアでブロードウェイを見ることになるとは。
客層はスカラ座ほどではないけどドレスアップしてる人が多く、とはいえ階級社会の圧は感じないちょうどいい加減。
トリノで気になった白身魚のキャラ、なんとパレルモにも!
キリがない量のストリートアート。街自体はボロボロなのに、アートに覆い尽くされている。
シチリア名物のイワシ料理。
松の実やアンチョビのスタッフィングを巻いたsarde a beccaficoは、間に挟んであるオレンジがなんとも食欲をそそる!
イワシのブカティーニも松の実やフェンネルのソースがとっても美味しかった。アクセントにパン粉がまぶしてある。
シチリアはジェラートよりも圧倒的にグラニータ。暑いのでさっぱりする!
ゴッドファーザーでお馴染み、シチリア名物の cannoli。自分でクリームやトッピングを選んでその場で作ってくれるお店も多い。
口当たりはフロスティングのようだけどそれほど甘くはなく、リコッタクリームらしい。とはいえこのサイズを一人で一気に食べれる気はしない。
— Adapted from my posts on Twitter