June 7, 2024
トリノ到着。イタリア中でスプレムータを飲み続ける。(5都市目?)
Ristorante Consorzio
Ristorante Consorzio でランチ。好みの店を引き当てる勘がだいぶ高まったきた…… ファサードでも当たり臭が出てたが、突き出しに干し人参の berbere スパイスがけ(エチオピア?)が出てきて、当たりを確信。突き出しなのに美味しすぎて最後までちびちびかじってた。
ピエモンテ料理の agnolotti gobbi(ラヴィオリと似てる)、中身はウサギや子羊などのブレンドになっていて美味しい! パスタもソースも中身も味やテクスチャのバランスが完璧で、ラヴィオリ系のやつってわりとぜんぶ同じ感じがするんだけどこれは際立ってよかった。
デザート食べる気なかったのに、メニューに「しょっぱ甘いチョコ、ヘーゼルナッツ、ケーパーとアーティチョーク」(!?) っていう私への挑戦状としか取れないアイテムがあったので頼まざるをえなかった。 チョコムースに粉状の乾燥ケーパーをかけて食べたことがある人間の2桁番台には入るのではないか。
イタリア限定のワッパー。ペコリーノとスカルモッツァの味はあまりしないが、ドライトマトはなかなかの仕事! バーガーにトマト入れたくない派としてもこれならアリ。パティは日本よりカリッと焼けてる。
(フィールドワーク)
Profondo Rosso のロケ地!!
Ristorante Opera
June 8, 2024
Ristorante Opera。この価格帯のファインダイニングとしては玉石混交すぎて薦める気にはなりにくい。が、かなりの当たりも混じっていてるのでアラカルトでこの3皿を食べるのが正解かも。 アミューズの時点でダメすぎて帰りたくなったけど最終的に良いところも見せてくれたという珍しいパターン。
なんと昨日の干し人参にかかってた berbere スパイスに続き、ここの鳩も berbere やバナナを使ったエチオピア風のアレンジ。流行ってるっぽい。
ふらっと入った本屋で見つけた、イタリア語のダンジョン飯。
排水溝に詰まった大量の吸い殻がいかにも欧州。アート。
June 9, 2024
ローマのフードコートでめちゃくちゃ美味しかった Trapizzino がトリノにも! このチキン・カチャトーラが本当にうまい!! たっぷり入って奇跡の5€。
ピエモンテ名物らしい Acciughe al verde。パセリとにんにくのソースにアンチョビを和えたもの。普通にめちゃくちゃ美味しいですね……。ソースの部分に少しアンチョビ味が滲み出てるので、それをマヨネーズに混ぜてフレンチフライ用のソースを作っても美味い🙈
イタリア発のコーラ、Mole Cola。なかなか目を引くデザイン。ゼロシュガータイプは不思議な味がするけどクラシックタイプは結構コカコーラに似てると思った。
地元民が教えてくれた、巨大ベイクドポテトの専門店 Poormanger。巨大w これはサルシッチャとゴルゴンゾーラ、ローストしたラディッキオが乗ったもの。また食べたくなる系のやつですね。
ジェラートはたぶん Mara dei Boschi がいちばん美味しい。
June 10, 2024
Orso
南伊サレント地方発祥らしい caffè leccese。エスプレッソ、氷、甘いアーモンドミルクを合わせたもの。ちょっと甘めだけど美味しいです。
(スプレムータは水ぐらいの感覚で必ず注文している)
Orma
地元foodie複数名の推薦があったナチュラルワイン系ビストロの Orma。これは近所にあったら行きつけになる〜。
特にこの新メニューらしい西瓜のガスパッチョのやつ、手が込んでて鬼うまい。うますぎて帰り際にもうひとつ頼んでテイクアウトした。
June 11, 2024
イタリア限定の柚子チキンサンド。柚子の味がしないのはともかくとしてクソまずい。
Pasticceria Uva
Tarte tropézienne (サントロペ・ケーキ)をアレンジした、Tropeziana® というシュークリームをケーキの形状にしたようなデザート。トリノの Uva というパティスリーでしか買えないらしい。あまり有名ではないが地元民の推薦があり、たしかに味・食感ともに想像よりかなり良くできている。
Tuorlo
東京レベルにお値頃価格の Tuorlo。
ビーツ(?)で着色した(?)生サーモンにアスパラのソースや常温の山葵バター(!)を合わせた前菜が、一見デタラメなのになんかイケてしまって美味しかった。
パスタソースもオレンジの皮で香りづけされてたり、ちょいちょいプログレな構成。万人受けはしない。
June 12, 2024
La Fucina
Chef’s Guideに載ってた、平日はランチ営業だけの La Fucina。全皿€10程度で、気の利いた家庭料理という感じ。野菜がたっぷり食べれていいですね。地元民で賑わっていました。
その辺のスーパー。パンをケースから取り出すシステムが衛生的すぎて。
Scannabue
ピエモンテ料理の老舗 Scannabue。サービスはデタラメだったけど食べ物は安定の美味さ。
June 13, 2024
Banco
Consorzio のすぐ裏にあって同じ経営のナチュラル系ワインバー Banco。ずっと60〜80sのクラシックロックがかかっててヴァイブスが私好みすぎる😭
ちゃんとしたキッチンがないのでバーフードしか出てこないのが玉に瑕。
また Trapizzino
木曜夜、予約なしで余裕かましてたら候補店が次々と満席で入れず尻尾を巻いて退散。からのデリバリーで怒りの Trapizzino。
今度は牛タンとアンチョビのヴェルデソースを合わせたもの。美味いに決まってるじゃないですか。
June 14, 2024
Caffè al Bicerin
トリノ名物の bicerin という飲み物。チョコレートを溶いた温かいコーヒーに冷たいクリームがのった温度差ドリンク。混ぜないでちびちび飲めと言われた! 意外と苦めで美味しい。
気になったストリートアート。茄子のキャラ、白身魚のキャラ、そして二人が合体したキャラがいるようだ。
Piccolo Lord
今回トリノで行ったなかでは総合点トップだと思った Piccolo Lord。派手さはないけど、メニューのひねり、温度、サービス、すべてがいい塩梅で、また来るのが楽しみになるような店。ロングコースのほうを選んでめちゃくちゃ満腹になってしまったけどこのクオリティならロングが正解。そして異様に安い。
June 16, 2024
トリノ空港のカフェで頼んだスプレムータ、5€もした上に信じられないぐらいまずくて心に傷を負った。
空港のスプレムータは必ずまずいのか検証したくなってくる(ミラノ空港のスタバのやつも相当やばかった)。
ここからシチリア島のパレルモに向かいます。
— Adapted from my posts on Twitter